2017年10月

【ほうき議会だより 第51号(10/25号)】

出ました!


基本的には伯耆町内に全戸配布となっておりますので
おそらく、すでにみなさんの元へと届いていることでしょう。



↓こちらが杉本の一般質問ページ。


1ページに納めるということで簡潔にしておりますので
詳細は載せられていませんがだいたいこんな感じ。




今回は編集後記も任せていただきました。







また、議会だよりについてのご意見があれば
僕を通じてでもよいのでお知らせください(^^)









【AI、IoT、ロボット最前線のトップマネジメントセミナー】





10月23日(月)24日(火)は、滋賀県大津市の
全国市町村国際文化研修所(JIAM)に研修に行ってまいりました。



今回の研修テーマはこんな感じ。

2017-10-23-19-32-32



ですが、全部の研修は受けられませんでした。

22~23日の台風21号の影響で予定していた電車がストップし、
急遽、バスやらタクシー等の別交通手段を駆使するも間に合わず、
到着は初日夕方の懇親会からになってしまいました。


2017-10-23-17-35-13






というわけで研修は2日目から。




2日目の研修は、
関口 和一氏による
「AI、IoTが促すデジタルトランスフォーメーション」と
本田 幸夫氏による
「ロボットと暮らす未来と新たな社会規範」の講義。





お二人とも最前線でご活躍されているだけあって
知識の豊富さに驚かされました。

また、本音本質を語っていただいたので
とても明瞭で共感の多い内容でした。

 


 

・技術革新に大切な資質は基本的に数学。日本は弱い


・支那(中国)の数学レベルが非常に高い


・よく「パクリ」と言われるが、この分野においてはもはやそんなことどうでもいい。それくらい支那の技術は進んでいる


・日本は質の高い仕事をするが、イノベーションは生み出せない


・その障壁となっている理由のひとつが規制


・くわえて、データの出ししぶりや自前主義によるガラパゴス現象、個人情報(プライバシー)保護アレルギー、著作権過保護体質もイノベーションを生み出せない大きな要因


・たとえば、産業の発展はアダルトビジネスから巻き起こることが多い。だが日本はそうした業界や賛否両論の域には二の足を踏んでしまう


・イギリスの自動車産業がヨーロッパ諸国と比べて遅れた原因は、既得権益者からの圧力や住民からの批判による規制「赤旗法」のせい。

  

  



↑この箇条書きは自分なりの勝手な解釈も含まれているので
実際に講師の伝えたいこととは思い違いもあるかもしれません。




が、何はともあれ、
発展のために障壁をぶっ壊すのは政治の役割だと思うので、
ほかの議員や行政関係者にも聞いてもらいたい講義でした。









☆おまけ


2017-10-23-13-33-00
1日目に食べた鉄板焼きそば




2017-10-24-13-54-18
2日目に食べた、神座のラーメン




















【湯梨浜町議会視察/議員定数等調査特別委員会】



昨日は、議員定数等調査特別委員会が行われました。

午前中は住民アンケートの内容協議、
午後は、平成25年に議員定数を5人削減した(17人→12人)
湯梨浜町議会にうかがい、削減の経緯や
実行後の感想を聞き、議論を交わしました。




生の声を聞くことで、新たな気づきが得られました。

・勢いで定数をいじると、後悔するかもしれない
・一度減らすと戻すのが大変
・定数を減らすことで選挙の当選票数のボーダーラインが上がるため、票数確保に自信が持てず立候補できない人もいる
・兼業で議員活動ができるような仕組みづくり

…などなど。




伯耆町議会の議員定数等調査特別委員会は主に

・2期連続の無投票選挙
・議員のなり手不足

といったところを課題に掲げ、
最適な議員定数を調査研究しようということで
立ち上げられた委員会。



「無投票になるんだったら定数減らしないや」
といった声も耳にしたことはありますが、
定数を減らすというような身を切る改革は
住民にもわかりやすく、一見かっこよくも見えますが
無投票選挙や議員のなり手不足の解消策になるかというと
今のところ、僕には全くそうは思えません。






《関連記事》











【平成29年度9月定例会一般質問】

平成29年度9月定例会で、杉本がおこなった一般質問を載せています。


一般質問の動画を埋め込んでたのですが、
なぜか一時的に見れなくなってるので
リンク先を貼っておきます。
こちらから⇒一般質問YouTube

お! ↑埋め込まれてますかね!?


概略(…といっても長いけど)は以下のとおり。 

読むのが面倒な人は太字だけ読めばなんとなくわかるかと! 



【乳児家庭保育支援事業の給付期間の拡充(延長) 】

杉本
平成27年4月から、生活の安定と乳児期の親子の愛着形成をはかるため、伯耆町が全国的にも先駆けて実施した乳児家庭保育支援事業。
これまでの申請の状況や反応は。 



町長 
まだ3年目なので決定的な政策の効果を判断するには早い。 
創設当時の状況を思い出してみると、働きたいけど入れないというような保育所問題というのがあった。 
その原因は保育所不足だけでなく、乳幼児期から預けるニーズがでてきて、保育料の軽減とか無償化が地方自治体の施策として進んでいて、いきすぎた面があった。 
保育士不足にも、乳幼児期は子供一人に対しての保育士の措置割合をぐっと上げないといけないので、非常に深刻な問題化していた。 
この制度というのは国において子ども子育て新制度にかかる指針を検討される段階で、いくつかの有意義な提言がなされ、そのときにせめて1歳になるまでは、家庭での保育を重視するような方向で制度改善されるべきだろうし、そのときのあり方として、育児休業給付金の制度、もうちょっと率をあげましょうということがあり、地方団体としてそれを受けて考えると、育児休業の給付金が減額になってから1年になるまではその分を補填するようなこと、加えて、そのときに家庭で有職ではない親の方への支援も並行して進めるべきだろうという判断を取らせていただいて、1歳になるまでの期間をカバーしようという制度にいたった。 



福祉課長 
27、28の2年間で、124人の児童を対象に認定している。 
低月齢から預けるのではなくて、とりあえず12月までは手当をいただいたうえで、途中入所を希望されると月齢の高い児童が入ってくるので、現場としては負担が相当に違いますのでありがたい。 
保護者の反応について。今年の4月におこなった転出された方などを除くアンケート調査では、28年度までに受給した115人の保護者のうち、55人が回答された。 
「この手当により保育所入所の時期を遅らせた」と回答された方が11人/55人。 
「伯耆町に転入を選択された」という方が3人/55人。 
「子育てする期間について制約がなければ、3歳くらいまでは家庭で保育したい」という方が28人/55人いた。 
自由記述でも、大変好意的なコメントが多く書いてあった。 
また、全国の自治体から紹介があったし、県が補助事業化したということは大変大きな反応で、大学の研究者からも話を聞かせてもらいたいという来報もあった。 



杉本
平成29年度に県がおうち子育てサポート事業を開始したことで、本町の負担額が減った。 
当初は町独自でもやっていた事業なので、その浮いた予算分を充てるなりして給付期間の拡充(延長)の検討はされないか。 



町長 
結論としては、 拡充や増額の可能性は否定するものではないが、政策理念に効果がともなうかどうか。 これは日本国民みんなに共通する課題、少子化対策。 少なくとも少子化対策として、出生数をあげるということに、この事業がどれだけ結びつくのか。まだ2年間では材料不足。 
平成29年についてはおそらく出生数はかなり上昇がみられるが、制度創設の影響なのか、また別に要因があるかもしれないので、そのあたりはしっかり分析しないといけない。 
今、現金給付と現物給付というのを併用しておこなっていきましょうという、スタートラインに立ったばかり。 
制度の意義は考えないといけないし、一定期間を置いたらできれば、労働復帰していただきたい。そう考えた場合、有職でない親の家庭での子育て部分についてさらに公費を入れていくべきなのかどうか、政策理念をもとに議論されるべきだろうと思う。 
本町であれば、まだそこまでの分析をすべき材料にいたっていない。 








【動物愛護の普及啓発によるモラルの向上】 

杉本
平成28年7月から「猫の不妊・去勢手術費補助金」が実施された。
これまでに申請のあった飼い主のいない猫・飼い猫のそれぞれの件数は。また、対象者となっている集落からの申請はどの程度あったのか。 



地域整備課長 
平成28年度は、飼い猫が23件、飼い主のいない猫が3件の、計26件の補助をおこなっている。今年度29年度(8月末時点)は飼い猫が4件、飼い主のいない猫も4件の計8件。 
2年間とも集落からの申請はない。 



杉本
住民からの野良猫の苦情や相談の件数や内容には、事業を実施する以前と比べて変化があったか。



地域整備課長 
まだ現在もかなりの相談とか苦情を寄せられているので、この避妊去勢手術の推進、継続が解決の一助にでもなって効果があらわれることを期待している。 




杉本
この課題において、もっとも重要となるのはモラル。 
「動物愛護」の観点だけではなく、この課題には地域住民間のトラブル解消や住みよい環境を整えるといった側面もある。 
そして、一口に「動物愛護」と言っても、まず「猫を"害獣 "だと思っている人」も「猫を"害獣 "だと思われたくない人」も、正しく現状を知って、共通認識を持った上で「猫が"害獣 "にならないよう」解決策を考えていかなくてはならないと考える。 
手術費等の補助金とは別立てで、普及啓発のための予算や、その活動をするボランティア団体支援のための予算について考えることはできないか。 



町長 
ペットを飼ったら一生を終えるまでは飼い主の責任だということが動物愛護の法律で定められているので、そこをモラルとしてしっかり飼う側の責任を徹底していただかないといけない。 
たとえば、飼い主が介護状態になって、なかなかペットの世話ができなくなるという不可避な状況という可能性もあるので、そのリスクを避けるために、行政の責任として不用意な繁殖をさせないという補助制度を設けて、飼い主の方に実行していただきたいし、地域でも、繁殖のリスクがないのであればという地域も現れてきていただきたいなということを期待している。 
猫が地域に害をおよぼすというようなことに繋がらないようにするために、まず一番はモラル。モラル以外の部分については繁殖を防ぐという、ここに尽きる。 
予算化にいきなりいくかどうか別としても、公民館の講座などで取り上げてもらうのもよいかと思う。そういう団体があれば、企画提案などもぜひおこなっていただければ有意義なものになるだろう。 











【解散総選挙→希望の党への民進党合流、憲法改正に一歩前進】

希望の党に"選別"された候補者の顔ぶれが楽しみだ 「変節」野党や議員をしっかり胸に刻みたい/産経ニュース

「合流」に際し、小池氏は民進党前議員から個別に申請を受け、安保法容認を公認条件にすると"踏み絵"を課した。
 当たり前である。
 「安保関連法反対」を声高に叫んできた民進党、そして所属議員諸氏。当選するために「覚えてない」とは言わせない。選別された諸氏の顔触れが実に楽しみだ。


「憲法改正反対」「安保法制反対」を訴えていたのにもかかわらず、
希望の党の公認をもらおうとしている民進党候補者さん、
今回たくさん出てきているんじゃないかと思われます。


読者の方々の地元にもおられますでしょうか。



仮に公認をもらえた(合流をさせてもらえた)として、
今まで反対していたものを賛成するのでしょうか。




「公認をもらったんだから従うしかない」

となると、それは"しがらみ"です。



「しがらみのない政治」を掲げている小池さんには
しっかり見抜いて選別していただきたいと思います。

※個人的には、本当に大きなことをやろうと思ったら、しがらみ"的"なものは必要だと思うけど…。






長年、民進党に尽くしてきた候補者(地方議員も)にとっては
急にハシゴを外された感があって同情しなくもありませんが 
ポリシーというものがわかりづらい民進党、
もともとが折れそうなハシゴだったんですよね。




何はともあれ、今回の選挙は
候補者本人の政治信条や人柄が浮き彫りにされるよい機会。






政策に投票するのか、人柄に投票するのか、政党に投票するのか。


冒頭紹介記事の締めの言葉と同じになりますが、
頭を冷やし、よく候補や政党の中身を精査して一票を投じましょう。






(追記:2017/10/05)



あらら。








伯耆町議会議員 杉本大介

杉本大介

鳥取県伯耆町議会議員の杉本大介です。趣味はグルメ。特技は仮眠。才能は強運。

★伯耆町在住・在勤の方は5人集めて頂ければ、杉本大介がどこでもお話を聴きにうかがいます。ゆるい食事会・お茶会のようなものでも全然OKです。その際の費用は各々の実費でお願いいたします。

個人のFacebookです
メッセージフォーム

送信者が匿名であるなど不明な場合は、原則、回答はいたしませんのでご了承ください。

名前
メール
本文
ギャラリー
  • 【9.17参加者募集!『オンラインおしゃべり会』】
  • 【伯耆町岸本地区に分譲地!?】
  • 【伯耆町岸本地区に分譲地!?】
  • 【伯耆町立保育所の安全管理の取り組み】
  • 【伯耆町立保育所の安全管理の取り組み】
  • 【令和4年度9月定例会開催】
  • 【参加者募集!〜9/24(金)13:00まで】
  • 【9/24(金)杉本とのオンラインおしゃべり会開催】
  • 【保険証代わりにマイナンバーカード】
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ